動画、映画配信サービス系サブスク銘柄を比較し総合利回りが一番高かったWOWOW(4839)について、底値ハンター目線で買い時か考察してみました。
①業績・決算内容
②割安性
③財務・キャッシュフロー
④将来性
⑤株主還元
⑥底値具合(テクニカル)
の順に考察していきます。
①業績・決算内容

業績:26年3月期の売上は上々でしたが、27年3月期は売上、利益面で減少の予定。
配当は維持の予定ですが、配当性向100%超えで減配リスクはあるので黄色信号です。
どのような配当方針なのかが気になるところ。
決算:1Q決算短信の情報では累計加入者数は減少に伴い、27年3月期1Qは弱い数字に。

決算内容要約
・サッカーのシーズンオフなど目的番組の終了に伴い正味加入者数が減少(前年同月比▲2千件)
・NTTドコモからLemino事業を継承し子会社化&資本業務提携
・NTTドコモの会員基盤をゲット

ドコモ携帯の上位互換であるドコモMAXには追加料金なしでLeminoやdアニメが観れるサービスがあり、また観たい動画の内容によっては毎月サービスを切り替えることができるという手厚いサービスを展開しています。
このサービスも年々契約者が増えているようで、WOWOWへの業績にも寄与することでしょう。

ただし、WOWOW自体の加入者数については2026年度計画では減少予想。
サブスク動画業界も競争がかなり厳しいようですね。
②割安性

PER 47.8倍で収益から見た割安性は感じられませんが、PBRは0.41倍と資産からみる割安性は大いにあります。
配当利回りについては約3%と可もなく不可もない利回りです。(8/31時点の株価)
ただしここに株主優待が加わるため、PBRと総合利回りから考えると割安という点では十分魅力的です。
③財務・キャッシュフロー

自己資本比率は60%超えと良好な水準であり、有利子負債も’ない’状態でここ数年は経営できています。財務面ではかなり優秀です。

キャッシュフローについてですが、営業CFでは現金を十分に回収できており、尚且つ適切な投資によりフリーCFもここ数年はプラスで保てています。現金残高が増加傾向なのは安心材料になりますね。
過去5年分のCF、配当総額をグラフに纏めました。

安定した営業CFがある一方、フリーCFを超える配当金を出している年もあります。
減配という単語が頭をよぎりますが、営業CFの推移に力強さを感じますし、Lemino事業、NTTドコモ社との提携で業績が回復することを祈ります。
④将来性
WOWOW自体の加入者数は減少予想ですが、Lemino事業、NTTドコモとの資本業務提携をきっかけに
業績を上向けていただきたい。ドコモMAXを契約した場合の特典が手厚いのでサブスク目的で乗り換える方もいるでしょうし、先々の決算発表がどうなるか楽しみです。
ただ気になるのはドコモMAXの料金プランです。
~1GB:5698円
1~3GB:6798円
3GB~無制限:8448円
結構な金額・・。
月毎にサービスを切り替えることができるところにメリットを感じる方がどれだけいるか。
大多数の人が物価高で苦しい状況なので、できるだけ安いプランにしたいはずです。
他社との競争で物価高負けしていない財パワーのある人をどれだけ取り込めるか。
次回の決算発表を楽しみに待ちましょう!!
⑤株主還元

(決算説明資料より引用)
配当方針については、内部留保の充実を図りつつ継続的に安定的な配当を目指す。
との方針が発表されています。
年度によっては配当性向が100%を超えている年もありますが、優秀な財務状態とNTTドコモ社との提携による業績の上向きにより、配当は安定して出してくれると期待したいです。
株主優待については別記事で記載の通りです。
WOWOWは観ないという場合はクオカード2000円分かAmazonギフト2000円分がいただけます。
この場合の総合利回りは4.95%となり、かなりの高利回り銘柄となります。
⑥底値具合(テクニカル)
株価チャート → 株探(WOWOW4839)
10年分の月足チャート;
底値で張り付いている状態。
22年期から23年期にかけて減配されており、そこからほぼ底値状態です。
底値ハンター目線では絶好の拾い場ですね。
週足チャート;
週足でみても1000円前後の底値で推移している状態です。
月足、週足からは安く購入できるという点では非常に良い値頃感です。
日足チャート;
75MAは下落トレンドを示しています。
25MAは既に横ばいになっておりますが、25MAが75MAを下から上に抜いてきた場合はトレンドが動く可能性あり。
ただ現状は底値であり、底値ハンターとしては拾いたいタイミングですね。
尚、底値ハンターあるちゅう目線では底値と考えますが、ここからの下落がないというわけではなく、
あくまでこの水準から下げにくい水準かな?大暴落はないかな?という程度の推測ですので予めご了承くださいませ。
【テクニカル目線の纏め】
月足チャート:底値
週足チャート:底値
日足チャート:底値
ということで、値頃で買うなら今の水準と考えます。
【結論】
①業績・決算内容 △
②割安性 〇
③財務・キャッシュフロー 〇
④将来性 〇
⑤株主還元 ◎
⑥底値具合(テクニカル) ◎
ドコモMAX、WOWOWの加入者数には目を光らせておく必要がありますが、
底値&高配当になっている今の価格帯なら購入してもいいのかなと考えました。
※各図はWOWOW社の決算発表資料や株探画面から引用しております。


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